不妊治療を振り返る 【前半】
晴れて2人の天使たちに恵まれた私ですが、
実は35歳になる直前から
第一子を授かる39歳までの約4年間
不妊治療をしていました。
32歳で結婚し、
一年後には結婚式を挙げ
式も済んだことだし自然に授かれば良いなー
なんてのん気に思いながら仕事に邁進すること1年。
自然に授かることなくあっという間に34歳。
あと1ヶ月で35歳になろうというある日
ふと、検索してみると・・
なんと!!
「不妊検査の助成金は35歳の誕生日になるまで」
という期日に直面。
「あっぶな!来月誕生日じゃんっ!滑り込みセーーフ!!」
と、初めて不妊外来の扉をノックしたのでした。
そして検査を済まし
後日検査結果を聞きに再訪すると・・
なんと驚いたことに
妊娠していたのです。
びっくり!!!でも嬉しい!!!
「不妊検査しようとしたところで妊娠してるなんて
私ってばついてるー♪」
と小躍りしながら
早々に友人にも報告して浮かれていたところ
まさかの2週間後に
「流 産」
の二文字を突きつけられるのでした。
今では長い不妊治療経験を経て
妊娠初期段階の流産は
そう珍しくなく起こることを学びましたが
この段階でのショックは計り知れないものでした。
まさか健康優良児のお手本のような自分に
そんな出来事が起こると思っていなかったし
“まさか自分に限っては“
何事もなくスムーズにできるものだと
信じて疑わなかったのです。
これを機にそれまでふわふわしていた
「妊娠」
に対する考えが一変しました。
正直言って若い頃は
子供を特別可愛いがるタイプではなかったし
犬とかも飼ったこと無いし
猫派なのもある程度放って置けるから。
自分はあまり母性があるタイプだと
思っていませんでした。
何しろ仕事が楽しいし、
まだまだやりたいことを達成できてない。
結婚も妊娠も、
20代ではよぎりもしませんでした。
だけどある程度・・
きっと30そこそこ?の年齢に達すれば
当然のように結婚し、
当然子供を授かるのだろうと思っていた
自分の中の常識が崩れ去った瞬間
突如浮き彫りになったのです。
「欲しい・・子どもが欲しい!!!」
「私は妊娠出産を経験しない人生を送りたくない」
という今まで気が付かなかった明確な意思が。
勝手な話ですが、
多分それは女性としての本能なのかもしれません。
そうして奮い立ったあの日から
約四年間という
長い長い冬が始まったのです。
美ノ匠ファウンダー アスリートとモデルの最高峰を経験した実績を生かし、予防医療としての美容や心身ケアの重要性を広める、美のプロフェッショナルメディア「美ノ匠」を立ち上げる。300件に及ぶサロン体験や美容家取材を通して培った確かな情報を元に「これはおすすめ!」というサービスばかりを紹介しています。
バレーボール日本一、元パリコレ出演モデル。
25歳で訪れた介護を機に働き方改革。
WEBマーケティングを学び26歳で起業。