美人の本当のコンプレックス
私は、世の中の男性に恨まれても良いくらい
日常で美人に出会うチャンスが多い。
しかも現代の美人は、性格も良かったりするので本当に女の私でもビックリしてしまう。
しかし、そんな美人たちがみんな彼氏がいるかと言えばそうではない。
むしろ、彼氏がいない子が目立つのだ。
彼女たちは
『いったい彼氏何人いるの？』
『選びたい放題でしょ？』
『むしろ選び過ぎでしょ？』
『普通の男とか無理でしょ？』
など、デリカシーに欠けた言葉を投げかけられることも多い。
少なからず私の身近にいる美人たちは
みんな普通の女の子で、
至って真面目に誠実に、そして堅実にコツコツ生きてる。
本当に、毎日の小さな幸せのカケラを大切にしている子ばかりだ。
そんな美人たちが共通して持っているコンプレックスを私は知っている。
それは、
中身を見てもらえないコンプレックス
美人というだけで、何かを自分から発言する前に
完成したイメージから評価判断される宿命をおっているのが、美人という生き物なのだと思う。
『いやいや、そんなことないんですよ。』と否定したところで
『じゃあ、性格に問題があったりして？』なんて言われた日には
開きかけた彼女達の心のドアも、
一瞬にして固く閉じ、一生開くことはないだろう。
美人だって傷付いているのだ。
では、これだけ沢山の女性の中で
あえて美人な彼女が欲しいと望むならば
キチンと中身を見ているんだと言葉で伝えてあげることが、最も近道だと私は思う。
容姿は最後に少しだけ褒めるくらいでいい。
『この人は、私の中身をちゃんと見てくれているんだ。』
そう気付けば、貴方が彼女達の特別な人になる日は
そう遠くないかと思う。
～婚活する男女に愛と敬意を～
大西 加枝