「10月は乳がん月間です」33才で天国へ旅立った親友が教えてくれたこと。

10月は乳がん月間だそうです。

 

朝起きて、一番最初に目に入ってきたのも
その関連の番組でした。

 

なのでふっと
それにまつわる話を書いてみようと。

 

実は私の親友は、
2年前に乳がんで天国に旅立ちました。

 

振り返ると
私が、自分という人間の根幹を形成されたのって
間違いなく小学校から高校までの
約10年のバレーボール人生が影響していて。

 

深いこと考える間も無く
縁あって導かれるまま進んだ中学高校は
全国制覇3連覇とかしてて
後のオリンピック選手がゴロゴロいる強豪校でした。

 

はじまりはふわっとしてましたが
うっかり足を踏み入れたら
もう逃げ出すこともできなかったので(笑)

 

あろうことか
キャプテンに抜擢された私は

 

来る日も来る日も
自分と向き合い
チームと向き合い
いやがおうでも成長させられる日々でした。

 

誰よりも自分を厳しく律して
その姿勢を周りに示し続けて
50人近い集団の
モチベーションをキープさせ続けるって

正直とても、孤独で。

 

そりゃあ楽しく、
仲良くやれれば良いけれど、

 

「勝つこと」

 

が目的で集まった集団なので
そういうわけにもいきませんでした。

 

なので、
当時の私は常に殺気立っていてw
近づきづらかったとこもあると思います。

 

そういう葛藤とか
あえての嫌われ役とか
ちゃんと理解してくれて
ずっと後ろから支えてくれたのが彼女でした。

 

そういう理解者が
たった1人でも隣に居てくれることで
私は、私なりのリーダーシップの示し方に
ブレずにいられました。

 

彼女はコートに立つことは無かったけれど
来る日も来る日も、
自分の肩が壊れるほど
チームのためにボールを出し続けていて。

 

いつも人を笑わせて
いつもコートを活気づけて
誰よりも大きな声で人を応援し続けてるので
もう、声とか常にガラッガラで。
それでもカラオケ大好きだから、
もうガラッガラ通り越してガッサガサでしたw

 

そんな、超パワフルな彼女が
卒業して数年後
20代で乳がんを発症して
その数年後に、
33歳という若さで旅立つとは
夢にも思いませんでしたが。。。

 

同時に、
これは”特別”なことではなく
“どんな人にも起こりうる”ことなんだって
リアリティを持って、学ばされました。

 

思えば、彼女が闘病中に話していたことのうち

 

「若い人にも定期検査を受けるべきっ!て、早期発見が何より大事なんだよって、伝えたいなあ」

「病気になって何より困るのは、情報が足りないこと。自分の経験をなんらか伝えたいなぁ」

 

っていうのが印象的で。

 

私も美ノ匠を通して、
一人でも多くの人が
他人事ではなく、自分ごととして捉えて
忙しい日々の合間に
ふっと自分の体と向き合える
そんなきっかけを作れればなあと
改めて思ったのでした。

彼女の分までね!

 

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