お見合いって実際どんな感じ?

おそらく、ほとんどの方が

“お見合い”と聞くと昔ながらの、竹がパコーンと鳴り響く料亭で!というものを想像されているかと思います。

確かに、まだそういった伝統的なお見合いも残っているかと思いますが、

現在は、お見合いはすべてインターネットで管理されています。

つまり、パソコンやスマートフォンなどで、全国または海外に駐在されている会員さまに向けてお見合いのお申込とお申受ができるようになっています。

会員さまも昔は仲人さんの周りにいる人同士で限定されていましたが、

現在は、結婚相談所が提携し合うことで提携先は850社、総会員数は49,762名(12/6現在)にのぼり、毎月新規の会員さまは2,000名以上が新規に加わっています。(弊社は日本結婚相談所連盟に加盟しています。)

お見合い実績としては、2013年11月度だけで14,884件のお見合いが全国で開催され、

男女比は男性19,847名・女性29,609名、

年齢は20歳~90歳までの男女が登録されています。

入会には必ず提出して頂かなければいけない書類があり、

1、独身証明書(本籍地のある役所の戸籍課で貰えます)
2、卒業証明書(短大卒以上の場合)
3、勤務先身分証明書
4、収入証明書(男性のみ)
5、住民票

これらを提出して頂くことで、

■既婚者が紛れこまないこと
■学歴・住所・職歴詐称の防止
■結婚の意志

の確認をさせて頂いています。

さらに入会時には細かなプロフィールを作成し、

結婚前に知っておきたいことのほとんどはそのプロフィールを見ればわかるようになっています。

お見合い結婚の最大のメリットは、

結婚前に知っておきたい情報を知ることができること、面倒な書類提出にも負けない前向きな結婚の意志を確認できていることに最大のメリットがあると思っています。

恋愛の場合、出会ってすぐに『家族構成は?年収は?同居希望?子供欲しい?』なんてストレートに、しかもすべてまとめて聞けないですよね。

単刀直入に聞いてしまうチャレンジャーもおられるかと思いますが、

男性がドーーーーンと引いて戻ってこないリスクを考えると、小出しに聞いていくのが精一杯という印象です。

恋愛がドラマチックであればあるほど、現実的な話をするキッカケって逃しがちです。

お見合いでは、超現実的なプロフィールからお申込をするかお申受をするかを考えるので合理的かつ効率的な婚活が可能です。

実際に、お見合いが決まると、

お見合い場所はパコーンと竹が鳴り響く料亭ではなく、ホテルのラウンジが主流です。

お見合いは1時間~1時間半の顔合わせ程度で、良い返事をする場合もお断りする場合も次の日にお返事をして頂きます。(結婚のお返事ではないですよ!)

結婚相談所はあくまでも結婚相手を見付けて頂く場所なので、

この人だなという方が見つかれば、プロポーズをして退会という流れです。

お見合いは、ひとつのキッカケに過ぎず、結婚する時にはお互いにちゃんと惹かれ合って結婚します。

結婚への価値観が多様化し、結婚だけが幸せという時代ではない現代。

結婚しようと思ったときに、

結婚願望がある独身者をコンパや食事会から探し、結婚のタイミングまで合わせるのは至難の業。

結婚願望がある独身者であることがわかっている人の中からパートナーを見付ける安全な結婚相談所のお見合いシステムは、

忙しい現代の男女のニーズを満たし、これからはお見合い業界の低年齢化も進み、60代以上の新しい人生のパートナー探しへと、お見合いの価値は見直されてくると私は考えています。

生涯未婚者が増えているという事は、独身の異性を見付けるのは難しいことではありません。

難しいのは、自分が結婚したいタイミングで結婚したいと思っている異性に出会うことです。

次回は、『結婚相談所が最後の砦という位置づけは正しいのか正しくないのか!?』について書きたいと思います!

~婚活する男女に愛と敬意を~

大西 加枝

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