卒乳。それは夜明け前のセレモニー

なんだか詩的なタイトルではじまってみたりして。

現在、朝5時30分。

早くに目が覚めてしまい

娘が目覚めるまでの間これを書いています。

 

今日と、明日。

あと2日で約11ヶ月間頑張った

娘の授乳が終わる。

やっと終わる・・

でも、これで終わってしまう・・・

 

母乳育児を経験した方なら

きっと感じたであろう2つの矛盾した感情。

体もきついし時間も取られるけど

あの授乳する角度でしかみられない

本能で貪りつく赤ちゃんの

なんと可愛いこと可愛いこと。

いつまでも見ていたい・・・

でもこれを続けている限り

母の自由も、社会復帰も訪れない。

名残惜しいけど、

どこかで区切りはつけないといけない。

それが「卒乳」です。

 

私は授乳分泌が多い方だと思うので

息子の時も今回も、

セルフ卒乳ではなく

訪問助産院の助産師さんに

指導を受けつつ

トラブルなく卒乳するまでの

スケジュールを立ててもらいました。

 

約1ヶ月前から、

1日5〜6回は上げていたペースを

まずは4回に減らし1週間。

3回に減らして1週間。

2回に減らして1週間。

そして今1日1回のペースにまで落ちています。

 

たった1ヶ月前まで、

1日のタスクの何割もを占めていたのに。

5〜6回あげていたうちの1回を飛ばすだけで

胸がバンバンに張って

やばいことになっていたのに。

いざ、卒乳すると決めたら

体は不思議なほどの適応力を発揮し

シュルシュルと分泌量を減らしていきます。

 

あんなに母乳を欲していた娘も

いざ、私から

「今日から1ヶ月かけておっぱいとさよならだよ」

と告げると、

日に日に離乳食への食欲が急増し

食べること、食べること。

「世の中こんな美味しいものに溢れてるのか!?

母乳なんて飲んでる場合じゃないやいっ」

と言わんばかりです。

 

母乳の分泌量が減るに従って

とにかく張って張って仕方のなかった

背中の痛みが劇的にマシになりました。

息子の時もそうだったので

私は背中に不調が出やすいタイプなんだろな。

 

鎖骨が横に広がって、

胸が、いわゆる鳩胸のようになるのも治まり

授乳中はなんだか

どんな服を着ても

ラインがやぼったくなるのですが

やはり分泌量が減ると劇的にスッキリします。

洋服を着るのが楽しくなってきました。

 

そしてこれも上の子の経験上、

産後の体型戻しやシェイプアップも

授乳が終わらないとスムーズにいきません。

体が水分を蓄え

ひっきりなしに母乳を生成するため

むくみが常態化しているからでしょう。

 

とりあえず一旦は

妊娠中のピークから

娘が生まれる前の体重まで

-13kgは落ちましたが

私の場合、

不妊治療→息子の出産→娘の出産

と間髪入れずに続いたので

息子の出産前まではあと-2kg。

不妊治療のホルモン注射などで増加した分

もうあと-3kg。

まだ道のりは遠いです。

 

まあ分かりやすく体重で書きましたが、

昔モデルをやっていた時から念頭に置いていた

「大事なのは体重ではなくサイズとシェイプ」

体重計にも乗りますが

柔らかいタイプのメジャーで

毎日お風呂上がりにサイズをチェックし

あくまできちんと食事をとりながら

時間をかけて絞っていくのが

私のやり方です。

1年間かけて戻すのを目標にしよう。

 

そして、卒乳の1ヶ月後には

娘の保育園入園を検討しています。

昨日、区役所に申し込み書も出しました。

きっと入園できることを前提に・・・

この1年はまず

「ウォーミングアップ」

の年にしよう。

 

25歳から始まった在宅介護の傍らで

なんとか自身のキャリアも失うまいと

がむしゃらに立ち上げた会社。

そしてこの「美ノ匠」というサービス。

 

側から見れば「十分色々やってるじゃん」

と思われるかもしれないけど

私の中では常に

母の命を守る最前線に居ながらの

キャリアへの取り組みだったので、

その後、不妊治療や息子の出産

介護の末期に娘の出産、と

42歳に至るまであまりにも抱えるものが重かった。

ずっと、ずーっと不本意で

悔しかった。

 

でも今は、

家族を守り続けてきた自分を

家族を創ることができた自分を

誇りに思う。

 

今回娘の「卒乳」という節目は

私にとって、

ただ「授乳が終わる」というだけではなく

もう一度、17年越しに

「やっと自分の番が来た」

と思えることのできる

時期に入ったってことなんですよね。

 

介護を全うして

不妊治療を乗り越えて

天使たちに出会えて

産後のピークも超えて

今ようやく

「さて、自分はこれから何を創ろうか」

という場所に立てている。

 

そんな自分自身を精一杯愛でてあげながら

あれもこれもやりたいことは沢山だけど

まずは

「長く安定して走り続けるための身体作り」

から始めよう。

 

人生も、事業も、

短距離走ではなく

ウルトラマラソンみたいなものだから、

精一杯楽しみながら

味わい尽くしていこうじゃないの。

 

下村 えり
美ノ匠ファウンダー/元パリコレモデル
バレー選抜日本一・国体準優勝

アスリート経験を持つ美容キュレーター
300件以上に及ぶ都内サロン体験や美容家取材を元に、「これはおすすめ!」というサービスを厳選紹介しています。

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