妊娠6週!で喜びもつかの間。8週目で稽留(繋留)流産となり、湧き出る想い

おととい、芝大門の増上寺にて、
「水子供養」してきました

徳川将軍家とゆかりの深い
港区、芝大門のお寺、増上寺。
都会のど真ん中
東京タワーの足元に
こんな広大で、
気持ちのいいお寺があるとは。

子供の無事や
成長、健康を願って奉納されている
「千躰子育地蔵尊」が有名のようで
ずらりと並んだ子地蔵様と
クルクル回る風ぐるまは圧巻。

水子供養っていうのは
様々な理由で
この世に生を受けることの出来なかった
子供(水子)の供養のことを言います。

 

そう、タイトルにもある通り
残念ながら流産してしまったんですね。
結婚2年半で待望の妊娠、
6週目でわかって
喜びもつかの間
8週目には「繋留流産」の疑いあり
その数日後には確定へと至りました。

 

なのでまだ全部が数日前の出来事。
にも関わらず、
こんなブログを書いています。
人からすればどういう神経だ
と思うかもしれません。
ただ、
書こうと思ったのには理由があって。



私の人生を遡ると、
どうも25歳くらいから
自分の家族や親友など
すごく近しい人を通じて
病気や障害や介護など
体のことや健康に関して
真っ向から向き合い
徹底的に
情報収拾せざるを得ない環境で
経験値を上げさせられることが
多々あるのです。

 

そういった困難に、
もっと若い頃は
「なんでこんなことが身近で起こるんだ・・!」
「なんでよりによって私の愛しい人が・・・!」
って、起きた出来事を消化するまでに
何ヶ月も嘆き
何年も時間をかけていたように思います。

 

それでも
時間の経過と共に立ち上がって
このネガティブに見える環境を
どうにか良い方向に向かせたい
向かせよう!と
必死に試行錯誤し、
起業っていう選択をしたし
社会人でもう一度大学に入り直し
社会福祉を学ぶという選択をしたし
美ノ匠も立ち上げました。

 

そうやって
その時はただがむしゃらに
目の前の
かすかな光を感じる方めがけて
良くなろう、もっと良くなろう
と突き進んで行った結果
10年後の今、
その頃では想像もつかなかった
豊かな未来に立っているのです。

 

だから今、35歳になった私は、
自分の人生に起こる
一見ネガティブな事象も

「これらは全て、
私のさらなる豊かな人生の為に
必要なエッセンスなんだ」

って割とすぐ
切り替えられるようになりました。

そう思い行動すれば
未来はちゃんと歓迎してくれるのだ
ということを学んだからです。

 

気持ちを落ち着かせるまでの
ろ過スピードが上がっただけではなく

 

「自分の経験を経験で終わらせない。
社会の役に立つことをアウトプットし
誰か同じように困っている人に届けてゆく
それでこそ起業家!」

 

と数日後には思えるようになったようです。

 

病院で流産を告げられた瞬間
ショックとかより先に

 

「あー、そうか
やっぱり私には
女性の健康美に関する情報を
実体験を通じて届けていく
そういう使命があるんだな」

 

って瞬時に役割を思いました。
その為に必要な、
なににも勝る「経験」という学びが
人生の随所に散りばめられているんだなと。

 

不妊に悩んでる人
やっとの思いで妊娠したのに
流産してしまった人
晩婚化の今なら特に多いと思います。

 

今回の経験を通じて学んだこと
得ることのできた貴重な情報
そういうのを必要な人に繋いでいく為に
「美ノ匠」をつくったのです。

 

だから、泣いてる暇はない。

 

次に進む為にはどうすれば良いか
こんな時はどこのサービスが良いか
悩みがあればどこを頼ればよいのか
国の支援だってどんなものがあるのか
明日からの生活習慣をどう変えていこうか

 

そういったことを、
実体験を通して情報収拾して
自分の言葉で発信していきたいなと
これまでより
より一層強く、思っているのです。

 

>>>後編につづく。

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