大人だけど噛み合わせ矯正はじめました。悲劇の歯医者ジプシーになったお話 【前半】

冷やし中華もぼちぼち始まる季節ですが
36歳にして、矯正を始めることにしました。

「あれ、でも下村さん歯並び綺麗よね?」

そうなんです、
お会いしたことある方は知ってるはず
私、歯並び綺麗なんです。

 

ほらねっ?

虫歯もほぼ無いし
子供の頃から歯医者さんにもよく褒められてました。

それなのになぜ今更矯正?

ここに至るまでの道のりを
ようやく書き留める時がやってきました…
(遠い目)
ちょっと長くなりますが、
誰の身にも起こるかもしれない悲劇を
2回にわけて書きたいので
お付き合いください。



忘れもしない、あれは二年前の6月。。。
例年5/25に行なっている
美ノ匠の周年パーティを終え
落ち着いたところで、近所の歯医者に行きました。

 

歯科衛生士のまゆさんが
ホワイトニングをしてくれた際に
ほんのわずかな黒ずみを見逃さなかった。
なので、そのむし歯の早期治療のために
深く考えず近所の歯医者に行ったのです。

 

というのも、それまで「虫歯治療」
縁のなかった私は、クリーニング以外で
歯医者にお世話になることがなかったので
昔行ったことがある近所の歯医者を
軽い気持ちで選んでしまったんですね。

 

今思い返しても、
戻れるならあの日に戻りたい。。。

大切な自分の体を触らせる人に
少しの違和感でも感じた瞬間

中断して引き返すべきだったのです。

 

担当した歯科医は最初から様子が変でした..
やりとりも心がなく、噛み合わない。
こちらが症状を伝えてるのに素っ頓狂な応対。

 

「この人大丈夫かな・・・」

 

と感じた嫌な予感が見事に的中!!

何事もなく治療を終えたかのように思えた、その日の夜。
晩御飯を食べている途中で….
生まれてこのかた感じたことのないような激痛がっ!!!

 

この日から、約半年間に及ぶ地獄の死闘が始まったのでした。



この歯医者(と呼びたくない)
が何をしてくれたのかというと、
ナント、
健康な部分の歯を
思いっきり削ってくれたおかげで

神経が限りなくむき出しにされたのです・・・

 

嘘でしょ?

そんなことあるの?

なんでそんなことすんの?

それ、私が一番聞きたい・・・

 

ある日突然剥き出された私の歯の神経は
びっくりして騒ぎも騒ぎ立て
この世のものとは思えない痛みを
終始与え続けるのでした。。。
あー、思い出すだけでもいたひ(泣)

 

そこからはもう歯医者ジプシー。
どこにいっても

 

「あー、これ神経抜くしかないねー」
「綺麗な歯なのにもったいないねー」

「なんでこんなに削られちゃったの?」

 

と不思議がられる始末。

 

仮に自分の不摂生で歯がボロボロになり
抜かなければいけなくなったのならともかく
私が治療に行ったのは早期も早期のちっちゃな黒ずみ。
他の歯医者では見つからなかったレベルの
早期の虫歯をまゆさんがかろうじて見つけたほどです。

これははっきり言って「医療ミス」

それなのに大切な歯の神経を抜くことにどうしても納得が行かない。

 

しかしここまで急激に削られたことで
一度騒ぎ立った歯の神経はなかなかおさまらず。。。
その痛みは我慢の効くレベルじゃないので
結果、→抜くしかない。

 

ほぼほぼどこに行ってもそういう見解でした。



そんな様子で
何件もの歯医者を流れに流れて
最終的に歯科で一番有名な大学病院へ。

 

「可能性は限りなく低いけれども
ひょっとしたら時間の経過と共に
神経が落ち着いて痛みがなくなり
抜かなくてもよくなるかもしれないので
痛みを緩和しながら様子を見ましょう。」

 

はじめて見えた希望の光を信じて
処方されたロキソニンを
ラムネのごとく頬張り
飲めず、食えず、眠れず、、、
夫に当たりまくり、、、

激痛に耐えること3ヶ月…

 

あれ。。。
痛く無くなってきた!!
大丈夫かもしれない!!

 

と思ってからもう3ヶ月…
クリスマス直前に
再びこの世のものとは思えない激痛が走り
ふと鏡を見ると顔がパンパンに腫れている。
年末に滑り込みで治療に行ったところ
残念ながら神経は
もう死んでしまっていたのでした。
(チーン)

 

神経ってあまりに痛すぎるのが続くと
中で死んじゃうんですって。

 

3ヶ月前に痛く無くなってきたのは
治ってたからじゃなくて
弱ってきてたからだったんだ・・・
悲しいよ・・・

 

ここまできたらもう仕方ない。
諦めて抜くしか方法がない。
そしてしっかりと根管治療をして
残った歯を大事にしよう。

 

そう思い、地道に毎週治療に通っていた
ある日!!

 

いつものように治療を終えて
開いた口をもどそうとすると・・・

ハ・・ハヘ??

嘘でしょ・・・

顎が外れて戻らない・・・・

アゴガハズレテモドラナイ・・・

 

約6ヶ月間の死闘に敗れた私の口周りには
相当なストレスがかかっていたようで
今度は顎関節炎との闘いがはじまったのでした。

 

後半に続く>>>

 

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