“介護ありき”のパートナー選び [後編]

そんなこんなで 前編>> でも書いた通り

夫とお付き合い開始時、

32歳いわゆる適齢期でも

全く結婚がよぎってなかった私。

 

でもさすがにそれまでにも

時々ふっと想像するくらいのことは

あったんですよ。

「私っていったい、

どんな人と結婚するのかしら?

いや、できるのかしら?」

って。

 

だってお付き合いならまだしも

結婚となれば毎日の「生活」の話。

私には絶対に投げ出すことのできない

介護ルーティンがある。

 

オムツ替え、食事、お散歩に

車椅子移乗、お風呂、歯磨きetc…

 

介護未経験の方には

「ヘルパーさんがやってくれるのでは?」

という疑問が湧くかもしれませんが、

…甘いです。

 

例えば食事をあげるのはやってもらえても

朝、昼、夕、訪問時に合わせて

用意する必要がある。

 

早朝や夜は基本的に入ってもらえないので

そこは完全家族担当。

 

訪問介護以外にも

リハビリや訪問入浴、訪問診療など

一日に4、5件は人の出入りがあり 

鍵を開ける必要がある。

 

さらに日々のたんの吸引や

具合が悪い時の点滴交換

緊急事の医療対応などは

もちろんヘルパーさんには頼めない。

 

他にも色々あるけども

特に外せないのは朝の摘便。

(肛門から指を入れてうんちをかき出す)

これも医療行為にあたるので

介護ヘルパーさんには任せられない。

 

私のゴッドハンド無しでは

自力で排便できない母の

まさに生命線となる

絶対に譲れない

重要な任務がそこにはあったのです。

 

とまあこちらの事情はさておいて。

いつかは多数の人が迎える介護とはいえ

ある程度の年月、

酸いも甘いも乗り越えたあとならまだしも

 

初婚の条件として

私が明確に譲れなかったことは

毎日実家に徒歩で通える範囲に住みたい

・介護ありきで必死に積み上げてきた

 私の事業を応援してほしい

 (別に出資とかじゃなく単純な応援ね)

 なので仕事しないで欲しい男性はNG

 

シンプルにこの2つだけなんだけど

そのハードルがかなり高いことは

重々理解していました。

 

特に前項は、

普通に考えて奥さんの実家の近くに

新婚から住みたくはないでしょうし。

 

それはイコール、

転勤の可能性がある人はNGだし

相手の勤務先に合わせるのもNG

 

加えて私はやたら大都会のど真ん中に

生まれ育った背景があり

実家は決して家賃の安くないエリア。

それを捻出しつつ

住む場所に自由度のある仕事…

 

またさらに付け加えるならば、

私は既に介護が発生する生活が

どのようなものかを熟知しているので

相手の実家が地方とかだと

互いに何かあった場合
(我が家はもう何かあるので)

物理的に破綻することを知っています。

 

相手の実家は都内とまでは言わないけど

せめて都内近郊。

埼玉、千葉、神奈川あたりまで。

 

これ全部前提条件の上で、

「自分が好きになり、人間的に信頼できる人

(普通はこれがあれば十分なはずw)

 

 

とまあ、

パートナー探しというよりかは

不動産探しのような(笑)

ロマンチックのかけらもない

切実な条件と照らし合わせては

 

「いやそんな人おるかいなっ」

 

と自分自身に突っ込むのでした。

後編でも収まらないので完結編に続く>>>

前編はこちら>>>

下村 えり
美ノ匠ファウンダー/元パリコレモデル
バレー選抜日本一・国体準優勝

アスリート経験を持つ美容キュレーター
300件以上に及ぶ都内サロン体験や美容家取材を元に、「これはおすすめ!」というサービスを厳選紹介しています。
15年の在宅介護経験も生かし健康・美容を発信。

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